院長通信 第89回 ツボを押してみよう! <咳(せき)編 

第89回【ツボを押してみよう!<咳(せき)編>
 
 咳は、気道に入ってきた異物や分泌物を体の外に出そうとして起こる、体の反射的な反応です。東洋医学では、咳は体の水分調整をつかさどる「腎」と関係があると考えられていて、「腎」の機能が低下すると体内が乾燥して、それが肺に及ぶと咳が出るようになります。普段から刺激をすることにより風邪の予防にも効果があります。また、これからの時期は、風邪などがはやりやすく、体調を崩しやすくなったりしますので、長引かせずに早めに対処をしましょう。今回は、咳に使えるツボを紹介したと思います。

■※■兪府(ゆふ)■※■


 「腎」の機能を正常にして気管支の炎症を抑えるのに効果的なツボです。

<ツボの見つけ方と押し方>
 胸骨(胸の前にあり体の中心にある骨)から両横に2寸(手の指の人差し指、中指、薬指の3本合わせた第1関節の幅の分)のところで、鎖骨の下側のキワがツボです。押すときは、両手の中指を左右のツボに当て、息を吐きながらゆっくり押し、吸うときは、力をゆるめて押しましょう。


■※■定喘(ていぜん)■※■


 気道の炎症を抑えて、咳をやわらげる効果的なツボです。

<ツボの見つけ方と押し方>
 首の後ろ側にあり、頭を前に倒すと、首の骨が出っ張ってくるところがあります。1番出っ張っているところが第7頸椎でその下キワの中心から左右に1寸(親指の第1関節の幅の分)のところがツボです。押すときは、両手の中指を左右のツボに当て、息を吐きながらゆっくり押し、吸うときは、力をゆるめて押しましょう。

 ツボを押すときのポイント
5~10回くらい押し、気持ちの良いくらいの強さで押し、決して無理に強く押さないようにしましょう。
あいはら鍼灸整骨院
  
相原 善行 

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