院長通信 第8回 ~足関節捻挫~

第8回 【足関節捻挫】
 
 足関節にある靭帯は脛骨(けいこつ)と腓骨(ひこつ)を結ぶ前脛腓靭帯(ぜんけいひじんたい)と後脛腓靭帯(こうけいひじんたい)があり、内側には三角靭帯(さんかくじんたい)、外側には前距腓靭帯(ぜんきょひじんたい)、踵腓靭帯(しょうひじんたい)、後距腓靭帯(こうきょひじんたい)があります。前脛腓靭帯と後脛腓靭帯、三角靭帯は強度が強く痛めにくいのですが、外側の前距腓靭帯、踵腓靭帯、後距腓靭帯は強度が弱く構造からも足首を伸ばすと不安定になり、内側に捻りやすくなるために、捻挫を起こしやすいのです。


 足関節の捻挫は、外側の靭帯を痛めることが多く、足首を伸ばし内側に捻ることにより捻挫を起こします。最初に前距腓靭帯が伸ばされ、さらに強く捻ると踵腓靭帯、そして後距腓靭帯と痛めることになります。また、同時に外側のくるぶしの前下方にある靭帯などを痛めることがあります。

 症状は、外側のくるぶしの周辺の痛みと腓骨や靭帯の部分を押した時の痛み、特に1番痛めやすい前距腓靭帯に強くみられます。<BR> 足首の内側の三角靭帯は強靭なので、痛めることは少ないのですが、痛めてしまうとの内側のくるぶしの周辺の痛み、腫れ、押した時の痛みなど外側と同じような症状が内側にも発生します。
 捻挫をした時は、状態によってはしっかりとした固定が必要になり、放っておくと痛みや腫れがひきずらくなり、靭帯がしっかり修復されずに捻挫を繰り返しやすくなりますので、しっかりと治療しましょう。また、捻挫を繰り返さないために、足首周囲の筋力トレーニングなども非常に有効だと思います。
あいはら鍼灸整骨院
  
相原 善行 

このサイト上のすべての画像及び文章の無断転載・引用は一切お断りいたします。
I will refuse to reprint without permission all images, and the quotations of sentences on this site.