院長通信 第27回 〜頚部捻挫(けいぶねんざ)@ -頸椎の仕組み-〜


第27回【頚部捻挫(けいぶねんざ)@ 〜頚椎の仕組み〜】

 頚椎(けいつい)は全部で7個あります。7個のうち下のほう5個は胸椎(きょうつい)や腰椎(ようつい)と同じような形をしていて似ていますが、上のほうの1番目、2番目の頚椎はかなり違った形をしています。
 第1頚椎は別名、環椎(かんつい)と言われていて、形は真ん中に穴の開いたリング状をしています。
 第2頚椎は別名、軸椎(じくつい)と言われていて、椎骨の上の部分に歯突起(しとっき)という棒みたいなでっぱっているものが上に向かってついています。

 
第3頚椎から第7頚椎までは、ほとんどが同じ形をして、前側には、円柱状の椎体(ついたい)があり、その後ろ側の両側から後ろに向かって椎弓(ついきゅう)が伸びていて、側方は横突起(おうとっき)、後ろ側には棘突起(きょくとっき)があり、靭帯や筋肉のついている場所になっています。第3頚椎から下の頚椎になるにつれて、横突起や棘突起は徐々に大きくなり、第7頚椎の棘突起は特別に大きく、頭を下に向けると他の棘突起より突出して隆起しているので隆椎(りゅうつい)ともいわれています。頚椎の椎骨は、それぞれ上下で連結していています。前方では、椎体を椎間板(ついかんばん)が連結しています。後方では、上の椎骨の下関節突起(かかんせつとっき)と下の椎骨の上関節突起(じょうかんせつとっき)で椎間関節(ついかんかんせつ)をつくり連結しています。さらに、この連結部分を靭帯が補強しているのです。
 それでは、次回で頚部の筋肉、そして頚部捻挫についてお話しましょう。
あいはら鍼灸整骨院
  
相原 善行 

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