院長通信 第18回 〜槌指(つちゆび、ハンマー指変形)〜


第18回【槌指(つちゆび)、ハンマー指変形】

 手の骨は、手首から先で27個の骨で構成されています。手首の部分には、手根骨(しゅこんこつ)という骨が8個「舟状骨(しゅうじょうこつ)、月状骨(げつじょうこつ)、三角骨(さんかくこつ)、豆状骨(ずじょうこつ)、大菱形骨(だいりょうけいこつ)、小菱形骨(しょうりょうけいこつ)、有頭骨(ゆうとうこつ)、有鈎骨(ゆうこうこつ)」あります。手のひらには、中手骨(ちゅうしゅこつ)という骨が5個あります。指では、親指は、2個「基節骨(きせつこつ)、末節骨(まっせつこつ)」の骨があり、人差し指から小指まではそれぞれ骨が3個「基節骨、中節骨(ちゅうせつこつ)、末節骨」ずつあります。指を伸ばす時は、総指伸筋(そうししんきん)という筋肉が肘の部分の上腕骨外側上顆から指先までついていて、この筋肉が動くことにより指が伸ばすことができるのです。また、手首の周辺から始まる筋肉も指先までついていて、一緒に指を伸ばす時に使われます。

 野球やバレーボールやバスケットボールなど、球技のスポーツや日常生活の中でも突き指などをすることにより、指先を伸ばしている時に無理に曲がる方向に強制されてしまうことにより、指を伸ばす腱が急激に引っ張られることにより損傷が起きます。
 損傷は大きく分けて2通りあります。
 @腱が引っ張られることにより腱の部分で断裂する場合
 A腱が引っ張られることにより腱が骨についている所で骨を引っ張り剥離骨折を起こす場合があります。


 この損傷により、指を伸ばそうとしても指先が伸びずに曲がってしまう、槌指またはハンマー指といわれる特有の変形が起こります。
 症状は指先の関節の部分の痛みや腫れ、槌指またはハンマー指といわれる特有の変形が起こります。
 痛めた場合は、そのまま放置せず、適切な処置を行うことが早期に回復させることにもつながりますので、すぐに受診をして、しっかりと治療をしましょう。

あいはら鍼灸整骨院
相原 善行 

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